次世代へのゴスペル・ワークショップ@岡崎ホープチャペル

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九州ゴスペルフェス ⇒ 名古屋へ(愛知県岡崎市)

愛知県を代表するゴスペル・アーティスト「佐藤美香さん」とはよく電話やラインでお話をさせていただきます。僕の数少ないゴスペル界のお友達です。

ゴスペルディレクター佐藤美香

Satisfy My Soulゴスペルクワイア中部のコンサートではいつもピアノを弾いてもらっています。彼女のピアノが大好きです。

Satisfy My Soulゴスペル名古屋・桑名

その会話の中で最近よく話題にするのは、若い人たちへのバトンの渡し方です。

ゴスペル界は僕たちの上の世代(Mama I Want To Sing 世代)によって少しずつ世の中に広められ、そして1995年位に僕たちの世代(天使にラブソングを 世代)の間で爆発的なブームが起こりました。

そんなブームも去って落ち着いたゴスペル界。習いに来る若い人も依然と比べたらずいぶん減ってしまいましたが、それでも美香ちゃんが長い年月をかけて取り組んできたGMA(ゴスペル・ミュージック・アカデミー)では、KIDSクラスから教わってた子供たちが、たくましい次世代として育っています。

びっくりしたのは、10年くらい前にサウンズ・オブ・ブラックネスのリーダーであるゲイリー・ハインズ氏を日本に招いて名古屋でワークショップをした時、小さな子供達のグループに歌ってもらったのですが、その時の子供達が今回のワークショップ参加メンバーだったということ。あの時、子供用の記念Tシャツを全員にプレゼントしました。彼らの中で僕は「Tシャツをくれた大阪のおっちゃん」なんだそうです。

そんな「若い子たちにバトンを引き継いでもらおう」ということで、2時間の枠でしたが僕からのメッセージをお伝えするワークショップをさせていただきました。僕自身、彼らのような若い年代向けのワークショップは初めてでしたので、緊張しましたが、岡崎ホープチャペルの朝の礼拝で、事前に交流する機会があり、リラックスした状態で始めることができました。

僕らの若い頃とは違い物腰も柔らかですし、何より英語の発音もきれいでした。他にも声の出し方や節回しなど、確かに色んな部分に平成・令和時代の違いを感じましたが、でも何かが足りないと思うものは無く、時代の流れの中で日本のゴスペルを受け継ぐ新しい世代に逞しさを感じました。

結論から言えばもうそろそろ古臭い僕らの世代は一線から退き、道を譲るべきだと思います。古臭いゴスペルの素晴らしさをしっかりと伝え終えたら、僕らの世代は食うためにしがみつくのはやめて道を譲る時が来たんだと思います。

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